はじめての出産を終え、完全母乳育児にチャレンジしていた私ですが、
「赤ちゃんがうまく吸えていない!」と助産師さんに言われてショック(涙)
「搾乳機は必要ない」と思って用意をしていなかったので、かなり驚いたのを覚えています。
そんな出来事から数ヶ月、結局3台の搾乳機を使いこなした私が

電動と手動どっちがいいの?
と悩むママへ実体験をもとにわかりやすくまとめています。
搾乳機はいつから使う?


搾乳機って必要あるのかな?
これから出産準備するママにとっては、搾乳機って物によっては結構な金額するので慎重に購入をしたいところ。
「搾乳機は使わないだろうから」と購入しなかった私ですが、産後3日目から搾乳機を使い始めました。
入院中は産院で借りられたので一安心でしたが、退院後急いで搾乳機を購入したのを覚えています。
- 赤ちゃんがうまく飲めないとき
- 乳首トラブルがあるとき
- 復職するとき
赤ちゃんがうまく飲めないとき

まず私が初めて搾乳機を使ったのは、産後3日目のことでした。
私の意向では、「完全母乳」を目指していたので、産後すぐから毎日赤ちゃんに母乳をあげていました。
でも、なんだか母乳が飲めてる感じがありません。

大丈夫なのかな?
と心配になって、すぐ助産師さんに相談をしました。

母乳は出てるけど、赤ちゃんがうまく吸えていない。
そして初めての搾乳をすることに。
すると、50cc程の母乳を取ることができました。
自分でも驚きましたが、これで赤ちゃんに母乳を飲んでもらえると安心したのを覚えています。
乳首トラブルがあるとき

そしていざ赤ちゃんが母乳をうまく飲めるようになってからも、搾乳機が活躍しました。
それは授乳中に「乳首が切れた」という悩みが出てきた時です。
赤ちゃんが乳首を深く咥えられないと、乳首が切れてしまうことが何度かありました。
そんな時に役に立ったのが、産後すぐに購入した搾乳機でした。
直接授乳をするのではなく、搾乳機で搾ってから哺乳瓶で母乳を飲ませることで、授乳のストレスを少し和らげることができるんです。
復職するとき

そして最後に搾乳機が活躍したのは、復職をした時でした。
復職をしてからは、赤ちゃんを保育園に預けるときに搾乳した母乳を凍らせて保育園に持っていきます。
復職後すぐの頃は仕事の合間に2回搾乳をして、冷凍して、次の日の保育園に持って行きました。
ただ、それから徐々に母乳の量が減って行きました。
- 生後4ヶ月母乳2回+ミルク
- 生後9ヶ月離乳食+ミルク
- 生後11ヶ月離乳食
そして生後11ヶ月には離乳食も順調に進み、搾乳するほど母乳も出なくなったので自然に搾乳をすることがなくなりました。

正直大変だった!
それでも保育園に預けながらも、母乳育児を続けられたことがとても嬉しかったです。
同じように、母乳育児を続けたいママには搾乳機がぴったりの相棒です。
電動と手動、どっち派?

そして搾乳機を選ぶとき、多くのママが最初に悩むのが「電動と手動、どっちにする?」ということ。
搾乳機は安くない買い物なので、私も慎重に選びました!
私は手動派!
そんな私は写真右側の2台、メデラの「ハーモニー搾乳機」という手動の搾乳機を愛用していました!
その理由はシンプルで、

手動の方が、
素早く搾乳できるから!
しかもメデラの手動搾乳機は、使いやすいのはもちろん、消耗品の部品が購入しやすかったのも私が使い続けた理由の一つです!
搾乳機のメリット・デメリット

手動 | 電動 | |
メリット | 音が静か 比較的安価 自分のペースで搾乳できる 圧を調整できる | 手が疲れない 搾乳中に他のことができる 部品が少ない |
デメリット | 手が疲れる 洗うのが大変 | 値段が高い 合わないと母乳が出ない |
ここからは実際に手動と電動の搾乳機を使いこなした私が、手動と電動のメリット・デメリットをそれぞれ詳しく解説していきます。
手動搾乳機のメリット

- 音が静か
- 比較的安価
- 自分のペースで搾乳できる
- 圧を調整できる
私の場合、仕事の合間に使うことが多かったので手動搾乳機の「自分のペースで搾乳ができる」ところが大好きでした。
さらに、私が当時購入した時は4,000円以上したのですが今は価格が下がっているので比較的購入しやすいかもしれません!
手動搾乳機のデメリット

- 手が疲れる
- 洗うのが大変
手動搾乳機を1年間使い続けて一番大変だと感じたことは、搾乳をする時間は15分ほど
その間ずーっと搾乳機をシュコシュコしているので、やはり手が疲れてくることです。
これはもう慣れるしかありませんでした!
電動搾乳機のメリット

続いて、電装搾乳機を使ってみた感想の中でメリットから紹介していきます。
- 手が疲れない
- 搾乳中に他のことができる
- 部品が少ない
一番気に入ったところは、搾乳中に手が疲れないことです。
しかも搾乳中に他の家事ができるので、時間を効率的に使うことができて忙しいママにぴったりだと思いました!
電動搾乳機のデメリット

- 値段が高い
- 合わないと母乳が出ない
それでも電動搾乳機を使い続けなかった理由は、私には合わず上手く搾乳をすることができなかったからです。
電動搾乳機を上手く使いこなすには、キツめの下着やサポーターが必要で結局手で押さえながら搾乳をしていたので

意味ないじゃん!
と思って、使い続けることはありませんでした。
もし「電動搾乳機を使いたい!」と思っているママがいたら、事前にキツめの下着やサポーターを準備しておくと良いでしょう。
私のように、「素早く搾乳したい」というママには手動タイプの搾乳機がかなりおすすめです。
逆に、「急いでいない」「それより搾乳中に他のことがしたい」というママには、電動タイプの搾乳機が力を発揮してくれるはずです!
メデラの搾乳機|圧がかからない時の対処法


最近、吸引力が低い気がする…。
搾乳機を使っていると、こんな経験を何回もしました。
最初は「壊れちゃった?」「母乳の出が悪い?」と思って焦ったんですが、
圧がかからない原因はこの3パターンだったんです!
- パッキンの劣化
- 部品が上手くはまっていない
- 弁がついていない
パッキンの劣化

まず搾乳機のパッキンは、小さくて気付きにくいです。
そして搾乳機を毎日使うママにとって、実は消耗品なんです。
こんなに小さなパッキンですが切れてしまうと圧がかからなくなり、搾乳がほとんどできません。
気付いたら切れていた、という経験を2回はしているので毎日搾乳機を使う予定のママは事前に予備のパッキンを準備しておくと安心です。

どこで買えばいいの?
搾乳機のパッキンはベビー用品店では、なかなか見つかりません。
そんな方は楽天市場で「メデラ Oリング」と検索をしてみてください。
私もこちらで購入をしたのですが届いたパッキンは正規品なので安心して搾乳機を使い続けることができました。
部品が上手くはまっていない

次に部品が上手くはまっていない時です。
いつも慌てて搾乳機を組み立てた時に、よくやってしまいがちでした。
取っ手と本体の間、写真の部分が上手くはまっていなかったり、ずれてしまっていると搾乳をする時にうまく圧がかかりません。
搾乳機を組み立てるときには、ずれがないように一つ一つチェックしながら組み立てるようにしましょう。
弁がついていない

最後は、弁がついていない場合です。
これが一番多かったかもしれません。消毒をするときに消毒器に弁が取り残されていることが多く、そのまま紛失してしまったケースもありました。
メデラの搾乳機を購入した時にも予備がついているので安心ですが、私はそれも無くしてしまったことがあります。
産後ボケって恐ろしいです。
そんな時は、また楽天市場「メデラ 弁」で購入してなんとか搾乳を乗り越えられました。
まとめ|ママに合った搾乳機は?
- 自分のペースで搾乳をしたい
- コスパ重視
- 圧を自分で調整したい
- 双子育児などで頻繁に搾乳が必要
- 手動だと手が疲れてつらい
- 搾乳中に家事などがしたい
結局、産後からずーっと使い続けた搾乳機はメデラの「ハーモニー搾乳機」でした。
電動搾乳機と手動搾乳機で悩んでいるママは、一度産院で試してみるのもアリだと思います。
これから搾乳機を使い始めるママの参考になっていたら嬉しいです。
最後に私がずっと愛用していたMedela(メデラ)ハーモニー搾乳機はこちらからチェックできます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。