赤ちゃんのコップ飲み、いつから始めればいいの？
と悩んでいませんか？
我が家では生後6か月からコップ飲みの練習を始めて、生後8か月でコップ飲みが上手にできるようになりました！
実は私、歯医者さんで働いていたことがあり、歯並びや口の発達への影響からも「早めのコップ飲み練習」を意識していたんです！
この記事では、
を実体験ベースでわかりやすく解説します！
コップ飲みを始めた理由
私がコップ飲みをさせたかった理由は、大きく2つあります。
歯並びを考えての選択
一つ目は、先ほども紹介した歯医者さんで働いていた経験からきています。
当時の歯医者さんでは、子どもの歯並びについても診ることが多かったんです。
舌が下がってお口ポカンな小学生やお口のトレーニングをして歯並びがきれいになった中学生まで、たくさんの子どもたちを見てきました。
そんな経験から、大きくなってからの矯正治療はお金もかかるし何より本人にも負担をかけてしまうんじゃないかと思うようになりました。
哺乳瓶やストローに頼りすぎると、口周りの筋肉の発達に偏りが出て、将来の歯並びに影響する。
そしてママになった今、私にもできる歯並び対策として「コップ飲み」を練習することから始めることにしたのです。
ママの体験からくる思い
もう一つの理由は、私自身の歯並びがとても悪く所謂八重歯なんです。
院長によると、ストローのみを基本としてきた、上の歯が頬っぺたに押された歯並びをしているようです。
そして思春期の頃から、歯並びの悪さにコンプレックスを感じていました。
息子には、同じ思いをさせたくない。
という気持ちが強く、「小さい頃から歯並びのためにできること」としてコップ飲みの練習を早めに取り入れました。
今までで一番経験が活きたお仕事は、歯医者さんでのお仕事だったかもしれません。
生後6ヶ月から｜コップ飲み練習ステップ
生後6か月：最初は遊び感覚でOK！
離乳食が始まったあとから、我が家では「麦茶＝コップで飲んでみる」という感覚で、ゆる〜くコップ飲みを導入しました。
もちろん、最初はこぼしてばっかり！
むしろ「ブーブー」吹き出して遊んでいるようでした。
赤ちゃんにとっては初めてのチャレンジ。
なので、最初は一緒に楽しむくらいの気持ちで大丈夫です！
生後7か月：歯が生えた！
息子は、歯が生え始めたあたりでコップ飲みにさらに苦戦し始めました。
この時期からコップを嫌がったり、お口に入れても垂れ流し状態で飲みこぼしが増えたりしました。
でもきっと成長の過程なんだと割り切って、引き続きコップで遊んでもらうようにしていました。
生後8か月：飲めるようになる！
薄いコップが飲みやすいのか、コップの飲み口が薄いものに買い替えてからついに一口づつ飲めるように！
もしや「今までのコップが合わなかったのでは？」と気付いてしまいました（笑）
ですが、そんな経験もあって息子は大成長してくれたんです！
だんだん唇や舌の使い方が分かってきたのか、喉が渇いているお風呂上がりはゴクゴクと飲んでくれるようになったんです。
生後9か月：まさかの飲めなくなる！
赤ちゃんって、やっぱり成長に合わせてできることも変化しますよね。
息子の場合、生後9か月頃から歯がどんどん生えてきて「飲む」じゃなくて「噛む！」に変わりました。
せっかく「上手に飲めてたのに…飲めなくなった！」なんて日がよくありました（笑）
これは成長の証でもあるけど、ちょっとした壁にもなりました。
10か月：取っ手付きコップに移行
歯が生えて「飲めなくなった…？」と感じていた時期から、少しずつ落ち着いてきました。
そして、今回も成長していました！
そんな嬉しい変化がじわじわと出てきたんです。
そしてこのタイミングで、コップの形もチェンジしてみました。
取っ手つきのコップにしたことで、息子が自然とコップを持つようになり自分でも飲みたがるようになったんです！
しかしうまくいかないことも多いので、本人もイライラするのかブチギレる時もあります（笑）
コップ飲みのメリット
「コップ飲み」で歯並び対策ってなんで？
というお声も多いのではないのでしょうか？
実はコップ飲みの練習には、いいことがたくさんあるんです！
唇の使い方が上手になる
コップから飲むには、上唇と下唇をしっかり使ってコップを咥える力が必要です。
ただ「ぎゅーっ」と咥えるとお水も飲めないので、適度な力で自然と「きゅっ」と唇を閉じる力が育まれていきます。
舌の使い方が上手になる
ストローや哺乳瓶と違い、コップ飲みでは舌を使って飲み物を喉に流し込む動作が必要です。
これが、とっても重要で舌を正しい位置（上あごの裏）にキープする練習につながります。
舌が正しい位置につく
そして舌が自然と「上あご」にぴったりおさまるようになると、舌が正しい位置にキープされるようになります。
そして、上あごに舌が押し当てられることで上あごが広がりやすくなるんです。
上あごが自然に広がる
そこからもっと舌を上手に使えるようになると、食事の時に食べ物を喉に流し込む時にも舌を使えるようになります。
食事は毎日摂ると思うので、毎日舌を使って上顎を押し上げることになります。
そうすることで徐々に上あごが広げられるので、将来歯がきれいに並ぶスペースが確保されやすくなります。
基本的に「上あご」が広がった後に、「下あご」が広がるのが一般的な成長の順番です。
結果、歯が並ぶスペースができる！
つまり「コップ飲み」をすることで、お口の周りの筋肉と舌の筋肉が適度についてきます。
すると、自然と理想的な歯並びの基礎ができてくるんです。
たかがコップ飲み、されどコップ飲み
「コップ飲み」は成長の土台づくりにぴったりな練習なので、焦らず楽しく取り入れていけたら理想的です。
1歳の息子、自分で飲めるように！
現在1歳の息子は、こぼしながらも自分でコップを持って飲めるようになりました。
「上手にできること」よりも、「とにかくやってみよう」とする気持ちを大切に見守っています。
もちろん時間に余裕がない朝は、服が濡れるのでお手伝いをさせてもらっていますが！笑
自分で飲めるようになるとママとしても楽なので、時間が取れた休日の食事中やサポートメンバーがいる時なんかに練習するようにしています。
「自分で持って飲みたい！」の応援アイテム
我が家でも、生後10か月から取っ手つきのコップに変えてみました！
すると、自分で飲める回数がどんどん増えて、本人のやる気もアップ！
軽くて、口当たりもやさしい素材のものを選べば、赤ちゃんでも安心してコップのみにチャレンジできますよね！
そんな「使ってよかった！」と感じたコップを紹介します！
生後7か月で活躍したコップはこちら。
生後10か月で活躍したコップはこちら。
まとめ｜赤ちゃんのコップ飲みは「ゆるく」がコツ！
赤ちゃんの「できた！」はある日、ふとやってきます。
ママも赤ちゃんも、楽しみながらゆるっと進めていきましょう！
コップ飲み練習を始めようかな？
と考えているママのお役に立てていれば嬉しいです！
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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